満天の湯のサウナのこだわりがすごい！

今回は、天然温泉 満点の湯さんのサウナの秘密についてインタビューをしてきました！
満点の湯と言えば、風情のある雰囲気を楽しむことができるの施設ですが、サウナ室にもこだわりが詰まっていました。

 

温度が変わるタワーサウナとは!?

-サウナにはどんな思いが込められているのでしょうか？

　サウナに関しては、みんなが楽しめるサウナを目指しています。
タワーサウナにすることで、段数に応じて明確に温度が変わるので、各自の快適な場所を探してもらいたいと思っています。
熱いのが好きな方は６段目まで登り切ってもらって、ゆっくりと温まりたい人は真ん中あたりに座ってもらったりと、色んな方のニーズに応えられるのがタワーサウナだと思っています！

　よりみんなが楽しめる工夫をしていることとして、*イズネスサウナ２台を時差＆緩急をつけて加湿していることです。

※イズネス(isness)とは、METOSが提供するサウナヒーターの名称。
ヒーターで間接的にサウナストーンを温める構造になっている。
温めたサウナストーンにオートでロウリュウを行うことができる

1台はオートロウリュ時に加湿を多めに行って、十分に室温を上げる役割を担っています。
もう1台はオートロウリュ時に加湿を控えめにし、室温の上昇をマイルドにする役割があります。
それぞれの装置が30分ずらしで、1時間ごとに動作するようにしているので、ストロングなセッティングのイズネスが動作したら、その30分後にマイルドなイズネスが動作するようにしています。
そうすることで座る段数に加えて時間帯によっても温度差を楽しんでいただくことができるようにしています！

　熱いサウナが好きな人は、ストロングなイズネスのオートロウリュのタイミングに合わせて入ることで、アツアツを楽しむことができて、ゆったりと体を温めたい方は、マイルドなセッティングのイズネスの時間に合わせて入ることができるようになってます！

縁の下の力もち！サウナマットの秘密

-サウナに入った時、サウナマットがふかふかで座り心地がよかったのですが、どのような秘密が隠されているのでしょうか？

　サウナマットも色んな歴史がありまして(笑)
これまでサウナマットは３世代ほど試しました。
実は初代のサウナマットが今使ってるサウナマットだったんです。
以前、初代を使っていた頃は座り心地がとても良いのでお客様からは大好評だったのですが、管理側がとっても大変で・・・。
ふかふかな分マットの毛が長いんですね。
サウナに入ってる側は気づかないレベルなんですが、どうしてもマットの毛が体についてしまい、水風呂の排水管理がとても大変になってしまうんです。
また、吸水性が高いので水を含むと実はサウナマット１枚１キロほどにまで重くなってしまうんですね。
サウナ室には３０枚ほどのサウナマットを敷いているので全部で30キロになります。
それを2時間に一回などのペースで交換となるとどうしてもスタッフの負荷が大きくなってしまうので・・・泣く泣く断念をしました。

　その後は一般的なオレンジのサウナマットを試したんですがあまりしっくりこず・・・
その後はボーダー柄のマットに替えました。
それは吸水性は良かったのですが今度は耐久性面で引っかかりました。
縮みやすかったため、マットのフチがめくれあがってしまい、お客さんが歩く時に足を取られそうになることが起きてしまって、、またもや断念。
悩んだ末に、お客さんに１番喜んでもらえるものを提供するべきだ　という思いから、最もお客様に喜んで頂ける初代マットに戻すことにしました！
水風呂の濾過設備を強化・改良したり、スタッフ側の理解と協力を得ることで、今のあのふかふかマットを提供できているんです。

おわりに

　色んなタイプの方が同じサウナ室を一緒に楽しめる。
なんか桃源郷のような感じがしてきました…
ちなみに私は熱々が好きなので、6段目を陣取って蒸されてきました(笑)
イズネスの細かい設定に、久下沼さんの深いこだわりが感じられます。
サウナビギナーの友人を連れて行く場合にも、とてもおすすめですね。
サウナマットの思いやりもほんと頭が下がります(笑)
我々の汗を吸ってくれてありがとう！！